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排泄ケア お役立ち情報

紙おむつQ&A

■紙おむつの選び方

はじめに

大人用紙おむつは、着用者の体型や障害の度合いが様々である事から、使い分けができるように種類が豊富になりました。 豊富な選択肢から選べるようになった反面、種類が多い事により着用者に適した製品選択が難しくもなりました。


また、大人用紙おむつは製品の性質上、着用者(利用者)本人ではなくその家族や介護者が、情報の少ない中で悩みながら製品を選択し購入しているケースもあり、 様々な理由から着用者に合っていない紙おむつを使用している場面が多くみられます。誰もが下の世話にはなりたくないと思うものです。


安易な紙おむつの使用により生きる気力を失うこともあります。失禁があったとき、まずは紙おむつ以外の選択肢はないか検討しましょう。 その上で紙おむつが必要であれば、着用者の意向やADLの度合いを最重要として選びます。

排泄用具は着用者に合ったものを上手に選ぶことで、着用者の尊厳を守り、介護者にとっては介護の負担を軽減することに繋がるのです。 介護する側、される側が気持ちよく製品をお使いいただけるよう、このサイトが紙おむつの選択時にお役立ちいただけたら幸いです。

紙おむつのタイプ一覧

着用者の体型やお体の状態に合わせられるよう、紙おむつには様々なタイプがあります。

  • パンツタイプ
  • ベルトタイプ
  • テープタイプ
  • 尿取りパッド
  • 長時間パッド
  • 補助パッド

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紙おむつの選び方

大人用の紙おむつは形や大きさが様々です。それぞれに特徴がありますので、利用者の状態に合った製品を選択しましょう。以下、選ぶ手順です。

  1. POINT1.おむつ(アウター)のタイプを選ぶ
  2. POINT2.おむつのサイズを選ぶ
  3. POINT3.パッドが使用可能かどうかを見極める

紙おむつの選び方

1.おむつのタイプを選ぶ

まず、おむつのタイプ選びでは、ADL(日常生活動作)を基準に選びます。その中でも、座位がとれるかどうかを軸に選ぶと良いでしょう。

①立てる・座ることができる方

座ることが出来ればトイレでの排尿(排便)が可能なので、選ぶおむつのタイプは上げ下げが楽に行えるパンツタイプを基本に選びます。 また、片足上げが困難である場合や、外出時など靴を脱いでのおむつの交換に不便を感じている方へは、ベルトタイプを使うと便利です。
おむつのタイプ選びの際は、現状の排泄形態にとらわれず、着用者の出来るところに目を向けます。「トイレに座る動作」を行う上で、本人や介護者が楽に行える形状(おむつのタイプ)を選びましょう。
※座るまでの動きの過程によって介護量が異なります。

②寝た姿勢でおむつを交換しなければならない方

寝た姿勢でおむつを交換しなければならない方にはテープタイプの製品を選びます。テープタイプは腹側を開閉できるので、寝た姿勢でもおむつの交換が楽に行えます。

2.おむつのサイズを選ぶ

紙おむつのサイズ表記は服のサイズ表記と同様、S、M、Lなどが多いのですが、同じサイズ表記でも、おむつのタイプや製品によってサイズの範囲が異なります。 その為、実際使用する製品の「サイズ範囲と測る部位」を確認した上で選ぶ必要があります。パンツタイプとベルトタイプはウエスト、テープタイプはヒップが測る部位です。

【すでに紙おむつを着用している場合のチェックポイント】

■パンツタイプの場合

状態 対応
足回りやお腹周りにきつさや痛みがある場合 サイズを大きいサイズに変更します。
パンツのずり下がりや、ズレがある場合 サイズを小さいサイズに変更します。

新品の紙パンツは使用前に一度全体を伸ばしてから使用すると良いでしょう。紙パンツのゴムを一度伸ばすことで伸縮が良くなり、ぴったりと合ったサイズを選びやすくなります。 パンツタイプの種類はこちらから

■テープタイプの場合

テープタイプの場合の選び方

着用時に左右のテープが重なり合って止まっていないか、または、股間部のおむつ素材がだぶついているかなどを確認します。
もしこのような状態であればサイズが大き過ぎるのでおむつサイズを下げる必要があります。紙おむつの場合、緩い状態はすき間漏れを誘発させます。おむつの外に漏らさずに使用する為にもサイズ選びは大切です。
テープタイプの種類はこちらから

3.パッドが使用可能かどうかを見極める

パッドを使用する事で以下のような状況であればパッドを併用せずパンツタイプ(またはベルトタイプ)の単体使用が良いでしょう。単体使用の際は、おむつ自体の吸収量を確認の上使用しましょう。

パッドが使用可能かどうかを見極める

■尿取りパッドが併用可能

尿取りパッドを使用する事で、汚れた時はパッドだけを交換すれば良いので楽に行えますし、介護者がいる場合は介護の負担が軽減されるメリットがあります。

【パッドの選び方】

パッドは種類やサイズが豊富にありますが、基本は尿量で選びます。市販の場合は「尿1回○mlで尿○回分吸収」と目安の吸収量を回数などで表記している場合が多いです。 しかし、尿1回分の量はメーカーによって異なりますので選ぶ時には注意が必要です。業務用の場合は製品の袋に記載されていない場合も多いのでカタログなどを確認しましょう。

その他、利用者の尿量や排尿時の姿勢、排尿のタイミング、生活状況なども考慮して選んでいきましょう。 通常、寝た姿勢で排尿すると後側に流れる事が多いので尿が片寄って吸収したとしても十分吸収量が足りるサイズを検討します。

また、寝た姿勢だけでなく座った姿勢でもパッド内に排尿する事がある場合は、尿が前側にも回る事があるので、 前も後も安心のひょうたん型尿取りパッドを選択すると便利です。 排尿の間隔が長い方や、やむを得ずおむつ交換の間隔が長時間空いてしまう場合には、長時間用や夜間用の吸収量の多いパッドを選びます。 さらに通気性のある製品だと長時間でも比較的肌に優しく使えます。

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